Go(Golang とも呼ばれます)は、主にバックエンドサービス、クラウドインフラ、コマンドラインツールに使われています。Kubernetes、Docker、Terraform、Prometheus は Go で書かれています。2022 年時点で Uber の約 2,100 のサービスも Go で書かれており、Monzo の 2,800 の銀行向けマイクロサービスもすべて Go です。Go はほかにも、CockroachDB や Vitess のようなデータベース、Caddy や Traefik のようなプロキシ、Ollama のようなローカル AI ランタイム、そして 2026 年 7 月からは TypeScript のコンパイラを動かしています。機械学習のモデル訓練、デスクトップ GUI、ゲームエンジンで最初に選ばれることはほとんどありません。
要約
- 中心は API サービスと CLI です。 Go 開発者の 75% が API や RPC のサービスを、62% がコマンドラインツールを作っています(Go Developer Survey 2024 H2、2024 年)。
- クラウドネイティブのインフラの大半は Go で書かれています。 私たちの集計では、CNCF の卒業(graduated)プロジェクト 39 件のうち 31 件は、メインリポジトリの主要言語が Go です。Kubernetes、Prometheus、etcd、containerd、Istio もここに含まれます(CNCF、2026 年 9 月)。
- 大企業が大規模に運用しています。 Uber には約 2,100 の Go サービスがあり(Uber、2022 年)、Monzo は 2,800 を超えるサービスがすべて Go で書かれていると述べています(Monzo、2024 年)。
- Go 開発者の多くはテック企業で働いていません。 54% がテック業界の外で働いています(Go Developer Survey 2025、2026 年)。テック業界に次いで 2 番目に多い業界は金融サービスです(Go Developer Survey 2024 H2、2024 年)。
- API トラフィックに占める Go の割合は伸びています。 2025 年に Cloudflare が観測した自動化された API リクエストの 20% は Go のクライアントからのもので、2024 年の 12% から増えました(Cloudflare Radar、2025 年)。
Go 開発者は実際に何を作っているのか?
主にネットワークサービスと、その周辺のツールです。Go チームは毎年数千人の開発者を調査しており、上位の回答は変わっていません。
2024 年下半期の調査では、回答者の 75% が API や RPC のサービスを、62% がコマンドラインツールを作っていると答えました(Go Developer Survey 2024 H2、2024 年)。5,379 人の開発者を対象とした 2025 年の調査でも上位 2 つの用途は同じで、55% が両方を作っていました。この調査では新しいカテゴリも加わりました。3 分の 1 を超える開発者がクラウドインフラ向けのツールを作っており、11% が ML のモデル、ツール、エージェントに関わっています(Go Developer Survey 2025、2026 年)。
そのコードが動く場所も、同じように安定しています。
| デプロイ先 | Go 開発者に占める割合(2025 年) |
|---|---|
| Linux(コンテナを含む) | 96% |
| AWS | 46% |
| 自社所有のサーバー | 44% |
| Google Cloud | 26% |
| 組み込み・IoT | 8%(2% から増加) |
Go コミュニティの外では、2025 年の Stack Overflow の調査で全回答者の 16.4% が過去 1 年間に Go を使っていました(Stack Overflow、2025 年)。GitHub の 2024 年の Octoverse は、Go をプラットフォーム上で 3 番目に急成長している言語に挙げました。Python と TypeScript に次ぐ順位です。GitHub はこの成長を「運用と IaC の作業、特にクラウドネイティブのインフラ管理」と結びつけています(GitHub Octoverse、2024 年)。
クラウドインフラで Go はどこに使われているか?
Go が最も強い分野です。この 10 年でコンテナ基盤に何かをデプロイしたことがあるなら、あなたのコードとサーバーの間にあるツールの大半は Go で書かれていました。
- Kubernetes はコンテナのスケジューリングと実行を担います(kubernetes/kubernetes)。
- Docker(Moby エンジン経由)と containerd は、コンテナのビルドと実行を担います(moby/moby、containerd/containerd)。
- etcd は Kubernetes のクラスタ状態を保存します(etcd-io/etcd)。
- HashiCorp の Terraform、Vault、Consul は、インフラのプロビジョニング、シークレット管理、サービスディスカバリを担います(hashicorp/terraform)。
- Prometheus と Jaeger はメトリクスとトレースを収集します。Grafana もバックエンドは Go で、フロントエンドは TypeScript です。
- Helm、Argo CD、Istio、Cilium、cert-manager は、クラスタ内のパッケージング、デプロイ、サービスメッシュ、ネットワーク、TLS を担います。
CNCF の卒業プロジェクトは、おおまかな目安になります。2026 年 9 月に各プロジェクトのメインリポジトリの主要言語を GitHub で確認したところ、39 件中 31 件が Go でした。4 件はほかの言語で書かれています。Envoy と Falco(C++)、Fluentd(Ruby)、TiKV(Rust)です。残りの 4 件、CloudEvents、SPIFFE、TUF、in-toto は仕様であり、複数の言語で実装されています(CNCF projects)。
Go がこの分野に合うのには実用的な理由があります。Go は単一の静的バイナリにコンパイルされるので、エージェントや CLI を、ランタイムのインストールが不要なファイル 1 つとして配布できます。goroutine を使えば、数千のリソースや接続を同時に監視するコストが小さく済みます。標準ライブラリが HTTP、TLS、JSON、クロスコンパイルをカバーしているので、x86 と ARM の両方のサーバーで動くコントローラーでも、依存関係はごくわずかで済みます。
バックエンドサービスに Go を使っている企業は?
本番環境で動いている Go コードの大半は、ごく普通のバックエンドサービスです。リクエストを読み取り、データベースや別のサービスとやり取りし、JSON を返す HTTP や gRPC のエンドポイントです。標準ライブラリだけで書くと、おおよそ次のようになります。
example.gogopackage main import ( "encoding/json" "log" "net/http" ) type Order struct { ID string `json:"id"` Status string `json:"status"` } var orders = map[string]Order{ "ord_1042": {ID: "ord_1042", Status: "shipped"}, } func getOrder(w http.ResponseWriter, r *http.Request) { order, ok := orders[r.PathValue("id")] if !ok { http.Error(w, "order not found", http.StatusNotFound) return } w.Header().Set("Content-Type", "application/json") if err := json.NewEncoder(w).Encode(order); err != nil { log.Printf("encode order %s: %v", order.ID, err) } } func main() { mux := http.NewServeMux() mux.HandleFunc("GET /orders/{id}", getOrder) log.Fatal(http.ListenAndServe(":8080", mux)) }
ここではフレームワークを使っていません。ルーターはメソッドとパスパラメータに対応しており、サーバーはリクエストごとに専用の goroutine で処理します。実際のサービスでは map がデータベース呼び出しに置き換わり、ハンドラーにはログや認証のミドルウェアが加わりますが、全体の形は変わりません。HTTP & Networking コースでは、このようなサービスを一歩ずつ作っていきます。
数値を公開している企業もあります。
- Uber は 2022 年までに、約 2,100 のユニークな Go サービスと、約 5,000 万行のコードからなる Go のモノレポを抱えていました(Uber Engineering、2022 年)。Node.js ではなく Go で書かれたジオフェンス検索サービスは同社で最も QPS の高いサービスとなり、毎秒 17 万クエリを p95 レイテンシ 5 ms 未満で処理しました(Uber Engineering、2016 年)。
- MercadoLibre は Go で毎分 2,000 万件を超えるリクエストを処理しています。移行後、あるサービスはサーバー 32 台から 4 台になりました(go.dev case study、2019 年)。
- Twitch は 2016 年までに、最も負荷の高いシステムの多くを Go で動かしていました。その中には、ホスト 1 台あたり 50 万人を超える同時接続ユーザーを処理するチャットも含まれます(Twitch Engineering、2016 年)。
- Go チームの事例一覧によると、ByteDance はマイクロサービスの 70% を Go で書いています(go.dev case studies)。
- Dropbox はパフォーマンスが重要なバックエンドを Python から Go に移行し、2014 年時点で約 20 万行の Go コードを抱えていました(Dropbox Tech、2014 年)。
- Reddit はコメントのバックエンドを Python のモノリスから Go のマイクロサービスに移行しました。作成、更新、インクリメントの各エンドポイントの p99 レイテンシは半分に下がりました。旧 Python サービスでは最大 15 秒のスパイクが発生していました。アカウント機能もすでに Go で動いており、投稿と subreddit の移行も進んでいます(Reddit Engineering、2025 年)。
- AI アプリビルダーの Lovable は、42,000 行の Python バックエンドを Go で書き直しました。サーバー 200 台がインスタンス 10 個になり、デプロイ時間は 15 分から 3 分に短縮され、平均的なリクエストは 12% 速くなりました(Lovable、2025 年)。
Go を生み出した Google は、Web のインデックス作成、Chrome Optimization Guide サービス、Firebase Hosting、サイト信頼性エンジニアリング(SRE)のツールに Go を使っています(go.dev)。
Go はネットワークやプロキシに使われているか?
プロキシ、ロードバランサー、DNS サーバーは、ソケット間でバイトを受け渡すことに時間の大半を使います。Go の net パッケージと crypto/tls パッケージは、まさにそのために作られています。
- Caddy は HTTPS を自動化する Web サーバーです(caddyserver/caddy)。
- Traefik は、Docker や Kubernetes から自身の設定を読み取るリバースプロキシ兼 Ingress コントローラーです(traefik/traefik)。
- CoreDNS は Kubernetes クラスタのデフォルトの DNS サーバーです。
- Tailscale は、メッシュ VPN のクライアントとコーディネーション用のソフトウェアを Go で作っています(tailscale/tailscale)。
- Cloudflare は早い時期から、Go が DNS インフラ、SSL、低速回線向けの圧縮を含む自社サービスの「中核にある」と書いていました(Cloudflare、2013 年)。
Go はネットワークのクライアント側にも登場します。Cloudflare の 2025 年の Radar レビューによると、同社のネットワーク上の自動化された API リクエストの 20% は Go ベースのクライアントからのもので、前年の約 12% から増えました(Cloudflare Radar、2025 年)。Go は 2024 年の時点で、すでに Node.js を抜いて首位になっていました(Cloudflare Radar、2024 年)。この数字には、ボット、SDK、同期エージェント、互いを呼び出す社内サービスが含まれます。
Go はフィンテックや銀行で使われているか?
金融サービスは、Go 開発者の間でテクノロジー業界に次いで 2 番目に多い業界で、回答者の 13% を占めます(Go Developer Survey 2024 H2、2024 年)。
- 英国の銀行 Monzo は 2,800 を超えるマイクロサービスを運用しており、「すべてのサービスが Go で書かれている」と述べています(Monzo、2024 年)。
- PayPal には 100 人を超える Go 開発者がおり、Go に移行したサービスでは CPU 使用率が約 10% 下がりました(go.dev case study)。
- American Express は、決済とリワードのプラットフォーム向けに Go を C++、Java、Node.js とベンチマークで比較しました。Go は毎秒 14 万リクエストを処理し、2 位でした(go.dev case study)。
- Capital One と Curve も、Go チームが公開している事例に名を連ねています(go.dev case studies)。
Go で書かれたデータベースは?
いくつかの分散データベースが Go で書かれており、その中には特に有名なものも含まれます。
- CockroachDB は分散 SQL データベースです(cockroachdb/cockroach)。
- TiDB は MySQL 互換の分散データベースです(pingcap/tidb)。
- Vitess は MySQL を水平方向にシャーディングします。YouTube で開発され、現在は CNCF の卒業プロジェクトです(Vitess)。
- etcd は Kubernetes を支える一貫性のあるキーバリューストアです。
これらは協調処理の多いシステムです。合意プロトコルを実行し、ノード間でデータを複製し、多数のクライアント接続を処理します。goroutine と channel が最も役立つのは、まさにこうした部分です。その下にあるストレージエンジンは、より低レベルの言語で書かれることもあります。たとえば TiDB はデータを TiKV に保存しており、TiKV は Rust で書かれています。
Go は CLI や開発者ツールに使われているか?
go build はプラットフォームごとに 1 つのバイナリを生成し、ユーザーはそれをダウンロードして実行するだけで済みます。そのため Go はコマンドラインツールでよく選ばれます。
- GitHub CLI(
gh)は Go で書かれています(cli/cli)。 - Hugo は、最も広く使われている静的サイトジェネレーターの 1 つです(gohugoio/hugo)。
- 多くのフロントエンドのビルドツールの内部で使われている JavaScript バンドラー esbuild は、Go で書かれています(evanw/esbuild)。
- kubectl、terraform、helm、そして docker CLI は、すべて Go です。
最近の最大の例は TypeScript です。2025 年 3 月、Microsoft は TypeScript のコンパイラを Go に移植すると発表しました(Microsoft、2025 年)。TypeScript 7.0 は 2026 年 7 月に「Go で構築された TypeScript のネイティブ移植版」としてリリースされ、フルビルドは 8〜12 倍速くなりました。VS Code のコードベースのビルドは 11.9 倍速くなっています(Microsoft、2026 年)。TypeScript 7 にアップグレードした人は、ビルドのたびに Go のプログラムを実行していることになります。
AI インフラで Go はどこに使われているか?
モデルの訓練は Python で行われますが、その周辺にあるサーバー、データベース、SDK の多くは Go で書かれています。
- 大規模言語モデルをローカルで動かす Ollama は Go で書かれており、2026 年 9 月時点で GitHub のスター数が 18 万を超えています(ollama/ollama)。
- Weaviate は Go で書かれたベクトルデータベースです(weaviate/weaviate)。Milvus は大部分が Go で、ベクトル検索のコアは C++ です(milvus-io/milvus)。
- Google は 2025 年 9 月、Go で AI 機能を構築するための Genkit Go 1.0 をリリースしました(Google Developers Blog、2025 年)。
- Anthropic と OpenAI は、どちらも公式の Go SDK を公開しています(anthropic-sdk-go、openai-go)。Model Context Protocol の公式 Go SDK は、Google と共同でメンテナンスされています(modelcontextprotocol/go-sdk)。
ほとんどの Go 開発者は、まだ AI 機能を作っていません。2025 年の調査では 78% が作っていないと答えました(Go Developer Survey 2025、2026 年)。実際にある AI 関連の仕事も、ほかの Go の仕事と似ています。モデルの API を呼び出し、結果をストリーミングし、失敗したらリトライし、タイムアウトを適用する HTTP サービスです。
Go が通常は選ばれない分野は?
チームが Go から始めることがめったにない分野が 4 つあります。
- 機械学習の訓練とデータサイエンス。 PyTorch、JAX、ノートブックのエコシステムは Python の世界にあります。Go のコードは通常、モデルを訓練するのではなく、訓練済みのモデルを API 経由で呼び出します。
- デスクトップ GUI。 Go には広く使われているネイティブの GUI ツールキットがありません。ほとんどのデスクトップアプリは、プラットフォームの SDK、Web 技術、C++ のフレームワークで作られています。
- ゲームエンジン。 Unity(C#)と Unreal(C++)が主流です。Go はむしろゲームのバックエンドで使われています。Riot Games と Wildlife Studios は、どちらもサーバーサイドのシステムで Go を使う企業として掲載されています(go.dev case studies)。
- ハードリアルタイムと小型の組み込みシステム。 ガベージコレクタがあると、最悪ケースの停止時間を保証するのが難しくなります。組み込み用途は 1 年で Go 開発者の 2% から 8% に増えていますが(Go Developer Survey 2025、2026 年)、この分野では今も C、C++、Rust が標準です。
特定のコンポーネントを Go から移したチームもあります。Discord は 2020 年、Read States サービスを Rust で書き直しました。非常に大きなインメモリキャッシュで、ガベージコレクションの停止がレイテンシのスパイクを引き起こしていたためです。これは Go 1.9 での話で、その後コレクタは大きく改善されています(Discord、2020 年)。InfluxData は InfluxDB 1.x と 2.x を Go で作り、その後 InfluxDB 3 のコアを Rust で作り直しました(InfluxData、2025 年)。詳しい比較は Go vs Rust 2026 年版 を参照してください。
Go を使う仕事は?
Go の求人は、ここまでに紹介した用途と対応しています。その多くはバックエンド、プラットフォーム、インフラの職種で、API の構築、Kubernetes の運用、社内ツールの開発、データシステムの運用といった仕事です。
こうした仕事は多くの業界に広がっています。2025 年の調査では、Go 開発者の 54% がテック業界の外で働いており、30% が従業員 1,000 人を超える企業で働いていました(Go Developer Survey 2025、2026 年)。銀行、小売企業、物流企業、メディア企業のいずれも Go のサービスを運用しています。JetBrains は、Go を主要言語として使うプロの開発者を 220 万人と推定しています。これは 5 年前の 2 倍です(JetBrains、2025 年)。
これらの仕事の間で通用するスキルは、先ほどの注文サービスに出てきたものです。HTTP ハンドラー、JSON、データベースアクセス、goroutine と context を使った並行処理、コンテナ、テストです。このような小さなサービスを作ってデプロイできれば、本番環境の Go コードの大半は読めます。最初の職に就くためのアドバイスは ソフトウェアエンジニアの仕事に就く方法 を参照してください。
LevelUpGo の位置づけ
LevelUpGo は実際の Go コードを実行する演習を通じて Go を教えており、コースはこの記事で紹介したような仕事を対象にしています。まずは無料の Go Fundamentals トラック から始めてください。次に HTTP & Networking でサービスを作り、Docker for Go Developers でそれをコンテナとしてリリースし、Building CLI Apps でコマンドラインツールを書きます。ロードマップ では全体の道筋を確認でき、Training Ground にはスキルを維持するための単体の演習があります。LevelUpGo 自体のバックエンドも同じ種類の Go API で、Gin、GORM、PostgreSQL で作られています。
そもそも Go を学ぶかどうか迷っているなら、Go は 2026 年に学ぶ価値があるか? でその判断と米国の年収データを扱っています。Go vs Rust 2026 年版 では、バックエンド開発で最もよく比較される 2 つの言語を比べています。
よくある質問
Go は何に使われていますか?
Go は主に、バックエンドの API サービス、クラウドインフラ、コマンドラインツールに使われています。Go チームの調査では、Go 開発者の 75% が API や RPC のサービスを、62% が CLI を作っています(Go Developer Survey 2024 H2、2024 年)。Kubernetes、Docker、Terraform、Prometheus はすべて Go で書かれています。
Go を使っている大企業はどこですか?
Google、Uber、Monzo、PayPal、American Express、Twitch、Dropbox、Reddit、Lovable、Cloudflare、ByteDance、MercadoLibre、Microsoft は、いずれも本番環境で Go を使っています。Uber は 2022 年までに約 2,100 の Go サービスを抱えており、Monzo は 2,800 を超えるサービスをすべて Go で運用しています。Microsoft の TypeScript 7 コンパイラは Go で書かれています。
Go は Web 開発に使われていますか?
はい、バックエンドでは使われています。Go は REST や gRPC の API に広く使われており、標準ライブラリの net/http パッケージだけで本番環境向けの HTTP サーバーを作れます。ブラウザのフロントエンドには使われていません。フロントエンドは今も JavaScript や TypeScript で書かれています。
Go は AI や機械学習に使われていますか?
Go が使われているのは AI インフラで、モデルの訓練ではありません。Ollama、ベクトルデータベースの Weaviate、Milvus の大部分は Go で書かれており、Anthropic、OpenAI、Google は公式の Go SDK を公開しています。訓練と研究は今も Python で行われています。
Go はテック企業でしか使われていませんか?
いいえ。Go 開発者の 54% はテック業界の外で働いており(Go Developer Survey 2025、2026 年)、その中で 2 番目に多い業界は金融サービスです(Go Developer Survey 2024 H2、2024 年)。Monzo や Capital One のような銀行、MercadoLibre のようなオンライン小売企業も、本番環境で Go を運用しています。
出典
- Go Developer Survey 2025 の結果(2026 年): https://go.dev/blog/survey2025
- Go Developer Survey 2024 H2 の結果(2024 年): https://go.dev/blog/survey2024-h2-results
- Stack Overflow Developer Survey 2025, Technology: https://survey.stackoverflow.co/2025/technology
- GitHub, Octoverse 2024: https://github.blog/news-insights/octoverse/octoverse-2024/
- Cloudflare, Radar 2024 Year in Review: https://blog.cloudflare.com/radar-2024-year-in-review/
- Cloudflare, Radar 2025 Year in Review: https://blog.cloudflare.com/radar-2025-year-in-review/
- CNCF, Graduated and Incubating Projects: https://www.cncf.io/projects/
- Go の導入事例: https://go.dev/solutions/case-studies
- Uber Engineering「Data Race Patterns in Go」(2022 年): https://www.uber.com/us/en/blog/data-race-patterns-in-go/
- Uber Engineering「How We Built Uber Engineering's Highest Query per Second Service Using Go」(2016 年): https://www.uber.com/us/en/blog/go-geofence-highest-query-per-second-service/
- Monzo「How we run migrations across 2,800 microservices」(2024 年): https://monzo.com/blog/how-we-run-migrations-across-2800-microservices
- Twitch Engineering「Go's march to low-latency GC」(2016 年): https://blog.twitch.tv/en/2016/07/05/gos-march-to-low-latency-gc-a6fa96f06eb7/
- Dropbox Tech「Open sourcing our Go libraries」(2014 年): https://dropbox.tech/infrastructure/open-sourcing-our-go-libraries
- Reddit Engineering「Modernizing Reddit's Comment Backend Infrastructure」(2025 年): https://www.reddit.com/r/RedditEng/comments/1mbqto6/modernizing_reddits_comment_backend_infrastructure/
- Lovable「From Python to Go」(2025 年): https://lovable.dev/blog/from-python-to-go
- Cloudflare「What we've been doing with Go」(2013 年): https://blog.cloudflare.com/what-weve-been-doing-with-go/
- MercadoLibre の導入事例: https://go.dev/solutions/mercadolibre
- PayPal の導入事例: https://go.dev/solutions/paypal
- American Express の導入事例: https://go.dev/solutions/americanexpress
- Google での Go: https://go.dev/solutions/google/
- Microsoft「A 10x Faster TypeScript」(2025 年): https://devblogs.microsoft.com/typescript/typescript-native-port/
- Microsoft「Announcing TypeScript 7.0」(2026 年): https://devblogs.microsoft.com/typescript/announcing-typescript-7-0/
- Google Developers Blog「Announcing Genkit Go 1.0」(2025 年): https://developers.googleblog.com/en/announcing-genkit-go-10-and-enhanced-ai-assisted-development/
- Discord「Why Discord is switching from Go to Rust」(2020 年): https://discord.com/blog/why-discord-is-switching-from-go-to-rust
- InfluxData「Meet the founders who rewrote in Rust」(2025 年): https://www.influxdata.com/blog/meet-founders-who-rewrote-in-rust/
- JetBrains「Go Language Trends and Ecosystem 2025」(2025 年): https://blog.jetbrains.com/go/2025/11/10/go-language-trends-ecosystem-2025/
- Vitess の歴史: https://vitess.io/docs/overview/history/
